元気を取り戻す件

疲れている時の思考は、どうしても前向きになれなくて、ついついネガティヴに片寄ってしまう。だから、疲れている時は重要なことを決めない方がいい。
心身ともに元気な時であれば、何か嫌な流れを感じたとしても、これをどうすれば楽しい展開にもっていけるか考え、ついでにそのプロセスを楽しむことだって出来てしまうんだけど、疲れている時はそうはいかない。
だから、疲れたなと感じたら思い切って休んで、リフレッシュしなければいけない。疲れた心身を引きずって無理やり頑張ったところで、マイナス思考から脱出することは出来ないのだから。
ところが、そう簡単に休むことが出来ないから疲れが溜まるのだ。例えばひどくハードな仕事に取り組んでいたとしても、納期まであと3日というふうに終わりが見えていたら、まだ救われる。一方でいつ終わるとも知れない不安に苛まれ始めると、マイナスの淵に落ちてしまう。
かく言うわたしも、最近まで深いネガティヴの沼にはまり込んでいた。何を見ても何を言われても悪いふうにしか思えず、どこまでも深く沈み込んでいた。
それが、どんなきっかけで前向きに変わったかというと、やはり生活時間の変化が大きく影響している。仕事で残業することがなくなった訳ではないが、少なくとも忙しい時期と忙しくない時期がはっきりと分かれて、メリハリをつけられるようになった。
時間に追われていた頃と比べて、今は時間の使い方をある程度コントロール出来るようになってきた。周囲の人たちとの会話を楽しむことも出来るようになり、余裕が出てきたとも言える。
今後また忙しい時期が訪れると、ネガティヴ思考が再燃してしまうのかも知れないが、少しでも気分を変えることが出来るような時間を作ってリフレッシュを心がけたい。忙しい時期こそ、意図的に疲労回復が出来るように、ちょっとだけ余裕を持たなければと思う。